木製サイディング

今日は木製サイディングのメーカーの営業さんが説明に来所されました。今時の営業さんらしく爽やかな格好でカタログやサンプル、そしてiPadまでご持参で来てくれました。この外壁材の特徴は、木製にも関わらず木造の建物において準耐火構造、防火構造を大臣認定取得している事です。という事は単純に準防火地域内において延焼ライン(道路中心線、隣地境界線より1階3m、上階5m)を気にする事なく使える事になるのです。営業さん曰く『天然木で防火構造以上を取得しているのはウチだけ』との事です。お値段のほうは、普通の窯業系の商品と比較すれば随分高くなってしまいますが、木の本来持つ自然の風合いとか暖かみは、なかなか他の物では代用できないのでしょうか。材種(樹種)はカナダ西部で伐採されるウエスタンレッドシーダーと呼ばれ、ヒノキ科に属する香り豊かな、大変防腐性に優れた木という事です。実際にサンプル材を嗅いでみると気分がスーッとしてきて気分がよくなってきました。どのようにしてこの木に防火性能を持たしているのか訪ねてみたところ、ある薬剤(企業秘密だそうです)を一度アメリカの会社の工場に持ち込み、そこで薬剤注入した後再度カナダへもどってから、ようやく太平洋を渡って日本の横浜港へやってくるそうです。このお話をきいてこれだけのコストが掛かっていればこの売価も致し方ないかと思えてきました。けして安価ではないこの商品を実際の計画建物に、どのようして採用していくかが課題になりますが、勿論、全面張りにこした事はありませんが、例えば正面(道路面)だけとか、ベランダ部分、玄関廻りの1アクセントとして浮く立たせるのも良いかと思います。みなさまも是非この機会に一度、ご検討されてはいかがでしょうか。

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