みなさま毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回、竣工しましたお宅は木造2階建て、在来(軸組)工法です。
当ブログ4月の『配筋検査』でご紹介させていただいた建物です。
住宅密集地の準防火地域に指定されている場所ですので、耐火性能にも配慮し
省令準耐火構造の建物になっています。そうする事により、火災保険料も
一般の木造住宅よりもお値打ちになっています。当事務所にて設計させていただく建物は
一部の木造を除き、省令準耐火構造以上の建物にさせて頂いております。
さて、デザインについてですが最初は基本の切妻屋根から入り、次にキューブスタイルの
陸屋根方式。そして片流れ屋根と変更して行きましたが、最終案として採用されましたのが写真の建物です。中でも、お施主様がこだわられたのが屋根上部に取り付けられた
三本の肘木です。よーく見ると両端の二本と真ん中の一本の長さが微妙に違うのが
お解りになりますでしょうか。本数、間隔、長さ等、何日も迷っておられたのを
憶えております。内部空間もダークブラウン調でまとめられて、ちょっと大人の
雰囲気で仕上がっています。建築費におきましてもびっくりするぐらいリーズナブルに
なっています。先日、内覧会を開催させていただきましたが、大勢のお客様に
ご来場いただき、プランのご依頼もお受けしましたので、またご縁があれば
当ブログにてアップさせていただきます。
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